静 寂

欲も無欲も畑にはない あるのは青空とそれを もとめる梅の蕾だけだ まもなく春さんが来る 今日も誰とも遇わぬが 空と山が間ぢかにある いよいよ季の節となる 弱きわが心を耕運して 今年の菜園の一とする しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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青空の仕業

手を放した景色には ふたたび出会えない 美しく優しい温もり 心の扉の向こうへと 色褪せて霞んでいく 時々ふっと顧みれば 折よく色づいている 楠の枝を空へと辿る 一番先にできた橙の 葉が空に揺れている 昔の景色に折重なる 貴方も見えるのかと 風にたずねてみると 青空の仕業だと言う しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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想定外

飛行機が墜落する 新幹線が不全する 想定外が禍となる 学校で習う確率論 どの割合で当たる どの割合で外れる 確率は統計上の事 確率は予測である 確率は絶対でない 確率から生まれ式 それを組んだIC ICが機械を操る 長い距離と分岐を 電気の速さで辿る 神業でなく極普通 普通ではないのが 部分の成功を基に 自然へと挑む奢り しゅんの写真集しゅんの詩と…

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前後際断

過去は過去 未来は未来 尽くすは今 すべては今生きるは今 今を生きて 今日を行く 空を仰げば 太陽が昇り 新月が沈む しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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無為寂静

残すべきかと 消すべきかと 捨離進まない 年の瀬となる 記憶は朧気に ややもすると 今やることも ぼやけてくる 帆の船に乗り 風にまかせて 寂静の雲海を ゆっくり進む※記憶が自然と捨離されていくままに朧気なる雲の原を泳いでいればよい しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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若者よ

いよいよ厳冬 年を重ねると とても寒いが 覚悟が居座る 若者よ恋せよ 若者よ愛せよ 若者よ燃えよ 覚悟など無要 若き日々には 浮かれ溺れて 胸を踊らせよ 光陰矢の如し しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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野 船

鍬と鎌とビバルディ 秋から冬に向かう畑 今日は穏やかな天気 空は青く後押される 雑念を取り払う耕作 昼飯は太陽光で育つ 野菜と玄米を食して 太陽熱の珈琲を飲む 野も山も空も時なり 太陽は東よりのぼり 月は西の星空に沈む 天川銀河は航行する しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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