無為自然

振り向けば耕運した畑43 53 63 73歳も過ぎてしまえば皆同じ時の刻みに惑わされず黒い大地が遠く広がる自分を超える山を見て自分を超える海を見てそれから黙々と耕して時の刻みに惑わされず正に陽は昇り月は沈む金木犀の残り香が迷う木人が歌い風女が舞ういよいよ初冬へ向かうあと一ヶ月余もすると今年も去年の年となる しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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幻花とともに

よく言う男女の糸とはどのような糸なのかな切れた切れなかったと人の世ではよく言うが秋雨の海峡に花が咲く暴風が荒れくるう海峡時化が続いて連絡船は来るか来ないか時任せ待つ辛さと会う嬉しさ荒れ狂う海で交錯する雨上がり落ちる花びら風任せに漂よう花びら糸などは初めから無く舞うときは浜風にのり漂いなから我も旅する しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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あぁ人生

人はみな裸で生まれ裸で死んでいくのだ小さいときの感覚がそのままあるならばどう生きたのだろう大人になるにつれて競い比較に追われた自然や動植物逹との出会いが遠ざかったそれでも時は流れた土に這々空に浮き々年老いて競いの力が脱けていくにつれてドキドキ湧く々する感性が舞戻ってきた しゅんの写真集しゅんの詩と写真 全体像 にほんブログ村

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