穏やかに海を抱えている
床に寝ていてもベット毎
ふんわりと浮いては沈み
旅する気持ちに誘われる
どんなにも楽しい日でも
陽が落ち闇に覆われると
もう朝は来ないのではと
不安になってしまうのだ
幼年に見た景色が流れる
電車は海辺に沿って走る
景色も事も流れ行くまで
※
病床のドア
いろんなドア
眠るとやはりドア
ドアだからドキドキするのかな
眠ると今度はどこへ繋がるドアかな
はじめは怖かったが徐々に楽しくなる
スイカカードを握りながら寝ることとする
思い切って途中下車して改札口を出るのもよい
闘病生活を続けている農夫の独り言を詩と写真で表現しています。
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